スポーンチャンクの大きさの決まり方(マイクラ)
※あくまでJava版の検証である。Bedrock版の仕様は確認していない。
スポーンチャンクの大きさについての情報が不足しているとおもい、検証した結果をここで共有する。これを検証したのはJava版1.11である。これ以降のバージョンで仕様変更されたかどうか、ご存知の方はぜひコメントをお願いしたい。
スポーンチャンクの大きさには3種類がある
生成される可能性が高い順に「16×16」「16×17」「17×17」(単位はブロック)の3種類がある。それぞれの生成確率については以下で述べるが、かなりの確率で「16×16」の大きさのスポーンチャンクが生成されることになる。
そして、スポーンチャンクの大きさは、座標上のある一点の位置によって決定される。その点は、「初期スポーン地点(World Spawn Point)」とよばれ、その位置は、ワールド生成時にゲーム側が勝手に設定する。はじめてワールドにスポーンする位置やデスしてリスポーンする位置は、この初期スポーン地点の周囲20ブロックの範囲内に設定されるなどから、初期スポーン地点とよばれる。
スポーンチャンクの大きさの決まり方
この画像は、あるチャンクを上から見たものである。そして、丸石が画像右端に写っているが、この地点が初期スポーン地点だと考えてほしい。この丸石が、チャンク内のどこに存在するかによって、スポーンチャンクの大きさは3つに分かれる。
丸石の位置が、黄色のブロック上に存在する場合、そのワールドのスポーンチャンクは、16×17の大きさをもつ。次に、黒色のブロック上に存在する場合、17×17の大きさをもち、最後に、これら以外の場所に丸石が存在する時(図1もこの場合に含まれる)、16×16の大きさになる。
黄色ブロックと黒色ブロックのチャンク内の位置は、チャンク内で、座標がX,Zともに最も小さい値になるブロック(図1なら右下)から、値がプラスになる方向に、チャンクの辺に沿って、9つ目のブロックを図1のように直線に伸ばしたものが、黄色ブロックである。黒色ブロックは、2つの直線黄色ブロックの交点になるブロックだ。
それぞれの大きさのスポーンチャンクが生成される確率は、
- 16×16 -- 約87.9%
- 16×17 -- 約11.7%
- 17×17 -- 約0.4%
である。ただしこれは、初期スポーン地点が、チャンク内のランダムな位置に決定されると仮定した場合の確率だ。
さらに詳しく
この記事は、過去の自分のメモを元に改めて編集・作成したものであるので、元のメモの情報を一部削っている。そのメモを見たいという物好きのためにURLを貼っておく。
あとがき
引用は自由にしてもらって構わないが、できたらその時に、この記事のURLをどこかに貼ってもらえると、嬉しい(・_・))
記事作成時に参考にしたサイト - https://minecraft.gamepedia.com/Spawn#World_spawn