差しだされるアンパン一片

天文学的数字の量の記事を殴り書きたい。

キンドルの洋書の青空文庫

洋書の青空文庫

アマゾンが運営するキンドルというサービスに、太宰治などの明治文豪の小説が、青空文庫として0円で読めるというのをご存じの方も多いだろう。青空文庫ではなくとも、太宰治全集や中原中也全集などがキンドルストアで数百円ぽっちで手に入るというのは、恐ろしいことである。電子の力を感じる。

 

日本の古い小説がタダで読めるのなら、洋書の青空文庫もあるのでは?と思われる方も居られると思うが、実際、洋書の青空文庫も数多くある。しかしはやりネイティブの文筆家が書いた本というのは、少なくとも単語面から見て大変難しい。狂った語彙力の持ち主でもなければ、古典的名著と言われる作品をゴリゴリ読みすすめるのは難しい。できれば簡単に辞書が引ける環境で読みたいものだ。

 

そこでありがたい存在がキンドルである。そもそも洋書はキンドルで読めばかなり読みやすくなる。なぜなら知らない単語をワンタップすれば意味が表示されるからだ。当然、最低でも高校卒業までの英語構文についての理解があることが前提ではあるが。

 

そんなキンドルでも青空文庫として0円で、古典的名著と呼ばれる作品が多く提供されている。読書家にとってこんなにありがたいことはない。ただ日本のサイトAmazon.co.jpからは探しづらいので、アメリカ版サイトAmazon.comで検索するというのがコツである。

 

そんなわけで、僕はショーペンハウアーの『読書について』でも読もうと思う。ショーペンハウアーはドイツ人なので、英語版も翻訳書なわけだが...

(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004UKF4SY/ref=ppx_yo_dt_b_d_asin_title_o00?ie=UTF8&psc=1)